ストーカー被害、6年連続で2万件超え 男性被害も増加

6年連続で2万件超える

2018年に警察が把握したストーカー被害は2万1556件で前年から1523件減ったものの、2013年の2万1089件から6年連続で2万件を超えました。

2017年に施行されたストーカー規制法の改正でストーカー行為へ警告なく即禁止命令を出せるようになりました。2016年に173件だった禁止命令件数は2018年には1157件となり、ストーカー被害に対し以前よりも迅速に対応できるようになったことがうかがえます。

しかしこれはあくまで警察が把握できている件数であり、ストーカー被害を相談できずに悩みを抱えている方は含まれておりません。

男性の被害も増加

2018年のストーカー行為の被害者は女性が87.9%、男性が12.1%と女性が多くを占めますが、男性の被害者も2014年に10.7%だったものが12.1%と増加傾向にあります。

加害者と被害者の関係は「交際相手(元も含む)」が最も多く43.3%、「勤務先同僚・職場関係」が12.9%、「知人・友人」が12.8%、「面識なし」が7.5%と続きます。

男性の女性に対するストーカー行為が取り沙汰されることが多い為、ストーカー被害は女性がほとんどというイメージがあるかもしれませんが男性であっても注意が必要です。

ストーカー被害者は20代が最多

ストーカー行為の被害者は20代が最も多く、次いで30代、40代が多いです。加害者は20代と30代が同程度に多く、次いで40代となっています。加害者は主に年下の女性に対しストーカー行為に及ぶケースが多いです。

10代の被害者は40代よりも少ないですが10代の場合、ストーカー被害を受けていても相談できない事も多く、被害者数は20代相当になる可能性があります。

リベンジポルノに関する相談件数が過去最多に

交際中に撮影した元交際相手の性的画像等を撮影対象者の同意なくインターネット等を通じて公表する「リベンジポルノ」に関する相談件数が過去最多の1347件となりました。このうち女性からの相談は1257件、男性からの相談は90件。

被害者と加害者の関係は「交際相手(元含む)」が61.6%、「知人・友人」が24.2%と続く。被害者と加害者の年齢は20代が最も多く、次に10代が多いです。

相談内容は「画像を所持されている、撮影された」が512件、「画像を公表すると脅された」が498件となっており、また「画像を所持されている、撮影された」は前年より150件も増加しています。

画像は一度インターネット上などに公表されると不特定多数の人に見られたりダウンロードされるなどして拡散する為、画像を回収・消去することが非常に困難で事実上不可能と言えます。

例え交際相手等、親しい間柄であっても安易に画像を撮らせたり、送信したりしないよう注意が必要です。