痴漢対策に安全ピン

2019年にSNS上で話題となった「安全ピン」を使って痴漢を撃退する行為をめぐってネット上で激しい議論が繰り広げられました。

痴漢を許さない賛成派の意見としては「怖くて声を上げられないから必要」「持っている事が広まれば抑止力になる」といったものがありますが「冤罪だったらどうする?」「傷害罪になる可能性がある」という指摘もあり、賛否両論なこの議論は未だ決着がついていません。

安全ピンで刺す事が痴漢行為への正当防衛になるのかどうかは明確ではなく、警察も痴漢の撃退方法としては推奨しないとのことです。

痴漢対策ハンコ

2019年8月、痴漢等の証拠を残せる痴漢防止用スタンプの試作モデルが文具メーカーの「シヤチハタ」より発売されました。SNS上での安全ピンを使った痴漢撃退に関する議論に対し「安全ピンよりハンコのほうが良いのでは」といった意見が同社に寄せられたのをきっかけに開発が進められました。

このスタンプの印面は手のマークで特殊インキであるUV発色インキを採用、太陽光や照明の下では無色透明だがブラックライトを当てると印影が浮かぶようになっている。

ただこの商品に関しても冤罪を危惧する声も上がっています。痴漢被害は主に満員電車で発生しています。その状況で正確に犯人を特定し、ハンコを押すことが可能なのか、といった疑問もあります。